御福開祭・はだか祭りは、毎年2月の第三土曜日に広島県三原市久井町にある、
久井稲生神社で行われます。
県内唯一のはだか祭りと言われており、祭りでは投下された陰と陽の2本の御福木を
奪い合い、御福木を手にした者は、その年に幸運がもたらされると信じられています。
地域の若者は厄年に同窓会をして、その年からこの祭りに参加する習わしで、
参加することで、無病息災が叶えられると信じられています。
同窓会ごとに会が結成され、会ごとにさらしの色が分けられています。
白いさらしは厄年がまだの者や外部からの参加者となっています。
祭り当日は、提灯や「神明でこ」といわれる人形で商店街は観光客をもてなします。
露天の並ぶ神社参道を、御調川で身を清めた”裸男”が「ワッショイ」のかけ声と共に
神社へとかけあがっていきます。
境内に着くと、丸太を4本立てシメナワを張った中に入り、もみ合うことで身を清める、
地押しを行います。
その後、本殿内で御福開祭が行われます。
【御福開祭(おふくびらきさい)】
本殿内で行われるはだか祭りの前の神事。
宮司により参加者の名前を書いた御供が清められ福が開かれた「御福開」となります。
【はだか祭り】
御福木という、陰の福木(赤)と陽の福木(白)が順次投下され、寒中の中適宜の酒で
勢いをつけた裸衆が、御福木の奪い合います。
途中、水が巻かれますが、裸衆の熱気でたちまち湯煙となって夜の空に立ちのぼります。
御福木一本の争奪時間は、十数分から一時間以上の場合もあります。
その後、参拝者には「餅まき」があり、餅の中に「御福品」の名がかかれた紙があれば、御福品がもらえます。
久井稲生神社
山陽自動車道 三原久井I.Cより車で約20分
三原臨空商工会 久井支所(広島県三原市久井町江木1159-1)の駐車場がご利用可能。
※駐車台数には限りがあります。
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